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米国西海岸の歴史と文化を織りなす、サンフランシスコ

わずか50平方マイルに満たない面積(東京23区の約4分の1)に、個性豊かなディストリクト(地区)が点在するサンフランシスコ。古くからアメリカ西海岸を代表するゲートウェイであり、太平洋航路の出発地として栄えてきました。近年は北に広がるナパやソノマといった、カリフォルニアが世界に誇るワインカントリーへの拠点としてもよく知られています。海峡に架かるゴールデンゲートブリッジや、新鮮な魚介を味わえるレストランが並ぶフィッシャーマンズワーフ、その沖合に浮かぶアルカトラズ島など、観光スポットが満載です。また、サンフランシスコは丘が多いことでも有名です。サンフランシスコ随一の高級住宅街ノブヒル、“世界一曲がりくねった坂道”の愛称で知られるロンバードストリートがあるロシアンヒル。市街中心部にあるダウンタウン近くの高台ではアメリカ最大規模のチャイナタウンが賑わいを見せ、南東部のツインピークスやマウント・デビッドソンなどの展望ポイントでは、多くの観光客が絶景を楽しんでいます。サンフランシスコの代名詞とも言えるケーブルカーを上手に活用しながら、街歩きにチャレンジしてください。

見どころトップ10

10.コイトタワー

サンフランシスコの北東部、テレグラフヒルの頂上に立つ展望台。ツインピークスと並び、サンフランシスコ湾と市内の景色を一望できる絶好のビューポイントです。

9.アラモスクエア

19世紀の瀟酒なビクトリアンハウスが並ぶパシフィックハイツの一画。ダウンタウンの東に位置する公園で、映画やドラマのロケ地としても知られています。

8.ロンバートストリート

坂の街サンフランシスコで、ひときわ急勾配のつづら折り。ロシアンヒルズの名所で、わざわざクルマで訪れる旅行者も多いとか。急斜面を歩いてのぼるのも一興です。

7.ヘイト・アシュベリー

ヒッピーカルチャーの発祥地、ヘイト・アシュベリーへはケーブルカーが便利。古着屋やアンティークショップなどを覗いてみては。

6.サンフランシスコ近代美術館

通称、SF MoMA。西海岸で初めて20世紀のアートを鑑賞できる美術館としてオープン。隣接するヤーバ・ブエナ・ガーデンも併せて散策してはいかがでしょう。

5.チャイナタウン

ダウンタウンから歩いて約15分。門を抜けると、チャイニーズ雑貨店やレストランが充実。1960年代にできたアメリカ最大の中華街が広がっています。

4.カリフォルニアワイン

人気のカリフォルニアワインは、サンフランシスコ郊外のナパ・バレーやソノマ・バレーが名産地として知られています。延泊してでも、ぜひ訪れたいのがワインカントリーです。

3.ユニオンスクエア

歴史的高級ホテルや高級ブランドの建築に囲まれた、ダウンタウンの中心にある市民の憩いの場。ショッピングに疲れたら立ち寄ってみたいスポットです。

2.フィッシャーマンズワーフ

新鮮な魚介を提供するレストランや屋台があり、多くの観光客で賑わっています。ピア39のシーライオン(アシカ)は必見。その昔は脱走不可能といわれた監獄のあったアルカトラズ島への観光船もここから発着しています。

1.ゴールデンゲートブリッジ (金門橋)

北側のマリン・カウンティとサンフランシスコを結ぶ全長2,737mの吊り橋。この街のシンボルにして最大の観光名所です。

サンフランシスコのイベント

サンフランシスコの1年はニューイヤーズ・イブ(大晦日)の様々なイベントとともに幕を閉じ、空を彩る花火とともに新年が華やかにスタートします。市内では様々なイベントやコンサート、カウントダウンパーティーなどが催されていますが、なによりも深夜0時に始まるベイエリアの花火大会が見ものです。また2月は、チャイナタウンを中心に2週間にかけて行われる中国旧正月のお祝い、チャイニーズ・ニューイヤーが有名です。ユニオンスクエアを起点に盛大なパレードも行われています。

春は、4月にジャパンタウンで桜祭りが開かれています。サンフランシスコ市内で行われる他のイベント同様、屋台の出店やコンサート、パレードもあり、たくさんの人で賑わいます。

6月の主な行事としてご紹介しておきたいのは、ヘイト・アシュベリーのストリートフェア。ヒッピー文化発祥地として知られるだけあり、個性的なショップやレストランが目白押し。60年代音楽のライブや、多彩なパフォーマンスが楽しめます。さらに7月はサンフランシスコマラソンが開催。ゴールデンゲートブリッジをはじめ、サンフランシスコのメジャーな観光地を通るコースとあって、国内外から1万人のランナーが参加するほどの一大スポーツイベントです。

秋から冬にかけてのサンフランシスコでは、いよいよNFLの公式戦がスタート(9月1日から翌年1月まで)。地元チーム「49ers(フォーティナイナーズ)」を応援するため、ダウンタウン界隈からスタジアムのキャンドルスティック・パーク行きのバスに乗り込む市民の姿が見受けられます。また10月はハロウィン、11月は感謝祭、12月はクリスマスと、アメリカ全土で行われるお馴染みの行事が続きます。

ベストシーズンはいつ? 【文字数明記なし】

サンフランシスコは乾燥した温暖性の気候。とりわけ3月から5月にかけての春は、雨も少なく、過ごしやすい日が続くでしょう。

●本来であれば、夏は最も暑い季節ですが、サンフランシスコでは冷たい太平洋の水温と外気温の差が広がり、この地方特有の霧が発生します。その霧によって温度の上昇が抑えられ、平均最高気温も20℃を超えることはありません。

●9月、10月はベストシーズンです。霧の発生も少なく、晴れの日も多くなります。とはいえ最低気温が10℃前後にまで下がることもあるので、カーディガンなど何か羽織るものを携行するとよいでしょう。一方、冬は雪も降らず、気温が氷点下まで下がるような厳寒日は滅多に訪れません。が、12月、1月はまれに冷え込む日もあります。

サンフランシスコを巡るには

●BART(バート地下鉄)は元々通勤の足として敷設されましたが、空港まで延びたことにより旅行者にも便利な交通機関になりました。市内の中心部へは、およそ30分弱。例えば、ダウンタウンのパウエル駅までは片道8ドル程度で移動できます。ちなみに券売機は、一定の金額しかおつりが出ないので、「Subtract(引く)」と「Add(足す)」のボタンを押して、買いたい切符の料金まで調整する必要があります。

●勾配の激しい坂の街、サンフランシスコの名物といえばケーブルカーです。料金は1回5ドル。発着場で購入するか、乗車時に車掌に料金を支払います。市内観光の足として活躍するのがミュニバス、ミュニメトロです。料金は1ドル50セント。支払いの際にもらえるトランスファーチケットを持っていれば、90分以内ならミュニバス、ミュニメトロともに何度も乗車可能。特にミュニバスはサンフランシスコ市内全域を網羅しているので、観光案内所などで路線マップを入手して上手に乗りこなしたいものです。

●市内観光でタクシーを使う頻度は少ないかもしれません。しかし夜間など、他の交通機関が動いていない時間帯には、安全のために利用することをお勧めします。初乗りは1/5マイルで3ドル10セント。流しのタクシーはないので、電話で呼んでもらいましょう。

サンフランシスコ
インフォメーション

サンフランシスコといえばゴールデン・ゲート・ブリッジ(金門橋)が有名ですが、ビート・ジェネレーションやヒッピー・ムーブメントを起こした反体制文化の中心地として記憶している人も少なくありません。サンフランシスコは、アメリカでもっとも完全無欠にして前衛的な都市といえましょう。

数え切れないほどの観光名所やアトラクション、きれいな街並み、すばらしいレストランや進歩的でコスモポリタンな雰囲気…サンフランシスコは他をリードする街です。人口80万人弱のサンフランシスコ市内のいたる所には、ダイナミックな雰囲気がみなぎる通りや、鑑賞に値するような建物があります。

サンフランシスコでは様々な場所で、様々な出来事が起きています。ショッピングの中心地、ユニオンスクエアからラテン・フレーバーが充満するミッション地区。そしてリッチなロシアンヒルや、怪しげなテンダーロイン・エリア。サンフランシスコは、全部で100以上の地域に分かれています。

見どころ

サンフランシスコといえばゴールデン・ゲート・ブリッジ(金門橋)が有名ですが、ビート・ジェネレーションやヒッピー・ムーブメントを起こした反体制文化の中心地として記憶している人も少なくありません。サンフランシスコは、アメリカでもっとも完全無欠にして前衛的な都市といえましょう。

数え切れないほどの観光名所やアトラクション、きれいな街並み、すばらしいレストランや進歩的でコスモポリタンな雰囲気…サンフランシスコは他をリードする街です。人口80万人弱のサンフランシスコ市内のいたる所には、ダイナミックな雰囲気がみなぎる通りや、鑑賞に値するような建物があります。

サンフランシスコでは様々な場所で、様々な出来事が起きています。ショッピングの中心地、ユニオンスクエアからラテン・フレーバーが充満するミッション地区。そしてリッチなロシアンヒルや、怪しげなテンダーロイン・エリア。サンフランシスコは、全部で100以上の地域に分かれています。

見どころ

フィッシャーマンズ・ワーフ(埠頭)はサンフランシスコを始めて訪れる旅行者たちに特に人気のエリアです。観光はもちろんのこと、ウォーターフロントのおいしいシーフード・レストランで食事する楽しみもあります。旬のダンジネス・クラブ(アメリカイチョウガニ)はぜひお試しください。その他には世界的に有名なGhirardelli (ギラデリ)のチョコレート・ファクトリーを訪れたり、ベイ水族館で海の生物を観賞したり。埠頭エリアからは、チャイナタウンやアルカトラズ島へも簡単にアクセスできます。

フィッシャーマンズ・ワーフからフェリーに乗って監獄島“ザ・ロック”(アルカトラズ島の別名)へ。この島には特異で、信じ難い歴史があります。脱出不可能と言われたほど警備が厳しかった連邦刑務所があったこの島へのツアーは、代金を払ってでも参加する価値のある体験です。

サンフランシスコのチャイナタウンは北アメリカでも最も規模が大きく、見ごたえがあります。数々の公園、興味深い観光スポット、そしておいしい食べ物。チャイナタウンをそぞろ歩けば数時間があっという間に過ぎてしまいます。

サンフランシスコのシンボル決定版とも言えるのがゴール・デンゲート・ブリッジ。市の様々な位置から橋を望むことができます。フォートポイント、ベーカービーチ、マリンヘッドランドなどが広く知られるスポットですが、その長大な規模を直に感じるには自分の足で歩いて橋を渡るのがベスト。

古くから実業家やエリートが豪邸を構えるのがノブヒルと呼ばれるエリア。丘の上から望む景色の美しさ、高級ホテルの数、そして建物のすばらしさと、どれをとっても右に出るものがないサンフランシスコきっての一等地です。

イベント

活気溢れる文化都市サンフランシスコは一年を通してイベントが次々とやってきます。

野球ファン、フットボール・ファンならジャイアントとフォーティナイナーズの試合のチケットは早めに購入しておきましょう。両チームとも、ベイエリアでは熱烈なファンが多く、試合があるとスタジアムは常に満杯となります。

マーケットストリートのはずれにあるエンバーカデロにあるフェリー・ビルディング・マーケットプレイスはグルメ天国。定期的な料理イベントやデモンストレーション、ワークショップなどが催されています。

ピア39では毎年3月、ストリート・パフォーマー・フェスティバルが開催され、世界から集まった大道芸人たちが技を競います。

4月になると日本人街がにぎやかになります。桜祭りで日本の文化や食べ物、芸術を紹介します。

4月にはサンフランシスコ国際映画祭もあり、多数の映画プロデューサーや監督を迎えて上演会や講演が開催されます。

6月はユニオンストリート・フェスティバルとハイトストリート・フェアのシーズンです。アート&クラフト・ショップや食べ物の屋台が軒を連ね、あちこちでストリート・パフォーマーたちが芸を披露します。

フィルモア・ストリート・ジャズ・フェスティバルは世界でも最も有名なジャズの祭典でしょう。無料でジャズが聴けるこのフェスティバルは、独立記念日の週末と時期を同じくしています。

サンフランシスコはゲイとレズビアンの文化と活動の中心地であり、世界有数のゲイ・パレードの開催都市となっています。6月最後の日曜日のパレードには100万人を超える観衆が集まります。

気候

三方を海に囲まれた地中海性気候のサンフランシスコは、一年の大半が穏やかな気候です。

  • 冬 (11~2月) 8-17°C
  • 春 (3~5月) 9-17°C
  • 夏 (6~8月) 11-18°C
  • 秋 (9~10月) 12-21°C
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